クランクシャフトのダイナミックバランスも、弊社に多くいただく加工の一つです。
今回、偶然にも同型のクランクを同時に作業依頼いただきましたので、加工後の状態を比べてみました。

ホンダCBR1000RRのクランクシャフトです。当然ですが、バランス調整のための加工位置と量が2つのクランクシャフトでは異なります。

ウエイト部分をドリルで削り調整します。銀色の丸く見えるものが加工跡です。前後2つのクランクシャフトでは加工位置が異なるのがわかります。

複数位置で調整します。

こちらはトヨタ4A-Gのクランクシャフトです。
まだまだ多く加工の依頼をいただくエンジンの一つです。

同じような位置で調整されていますが、削ってある量が違うようです。

こちらは位置も量も異なります。