エンジン加工

2023/10/02

シリンダーヘッド、ガスケット凹み部修理

エンジンの不具合でヘッドガスケットの吹き抜けがありますが、注意深く見ないと、ヘッドガスケットのグロメットの所が強く当たり、シリンダーヘッド側に凹みが出来ている場合があります。

このような場合、平面研摩で平らにするんですが、凹みを全部研削しようとすると、研摩量が多くなり、シリンダーヘッドが薄くなるがゆえの不具合の懸念もあります。

なので、まず、凹み部を低温で少量肉盛りの出来る機械で溶接肉盛りいたします。

その後、最小限で研磨し、仕上げます。

ここまでやっておけば、再度ヘッドガスケットが抜けるような症状にはなりません。

 

投稿者: 稲谷