その他

2024/09/23

コクカ × LEGO

こんにちは。ブログの箸休め担当 中村です。

 

私、5歳の息子がいるのですが

最近よく「こうじょうってなにがあるの?」と聞かれるので、

先日、取っ付きやすそうな「旋盤」を何気なく教えました。

 

するとよほど刺さったのか、それからほぼ毎日というもの

「きょう、せんばんのしゃしんとってくる?」

「○○がこわれたら、せんばんでなおすの?」

などと聞いてくるように。

 

そんなに興味を持ってくれるならもっと色々教えてあげようと思い、

息子がよく遊ぶレゴブロックで弊社マシンを作ってみることにしました。

 

 

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まずは、アメリカ・ロットラー社製のホーニングマシン HP6A。

白のボディに赤のラインが特徴的です。

 

 

シリンダー内径に対し、油膜ができやすい細かな砥ぎ跡(クロスハッチ)

を付けることで、シリンダーの潤滑性をアップ。

弊社では常に稼働しているイメージのレギュラーマシンです。

 

 

さっそくレゴで作ったものがこちら。デデン。

 

 

カバーを外してエンジンを入れます。つくったものだと直列3気筒までが限界。

 

 

 

砥石を送るハンドル。

 

 

シリンダーにホーンヘッドを真っすぐ入れるため

実物と同じくユニバーサルジョイントパーツで調整。

これがなかなかうまくいかず一苦労…

この機構を考えた先人は本当にすごいです。

 

 

(※実際には上のハンドルはスピンドル自体を回転させるものではなく、砥石の送りを担っています。)

 

 

砥石にかかる負荷が分かるモニター。

実物とあまり似てないですが、雰囲気が大事。

 

 

細かい意味は分からなくとも、子供にとっては面白い。

エンジンを渡すと、教えた手順通りに次々仕上げてくれます。

 

 

私がカバーを外したままホーニングしていると、息子から

「あぶらがでるからフタしめないとダメだよ!」とツッコミ。

将来有望な5歳児なのでした。笑

 

(※ちなみに、ホーニングの実例動画(L28エンジン)はこちらから。2分ぐらいから始まります。)

 

 

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今回のマシン、工程的には

本当はボーリングマシンと一緒に並べたかったのですが、

いざ作り始めるとホーニングだけで結構な時間がかかり断念。。

なので今後、簡単な弊社のマシン紹介も兼ねて

シリーズ化していきたいと思います。

次回のレゴマシンもどうぞ楽しみにお待ちください。

 

なお、マシンといえば

弊社では加工機械の輸入サービスも行なっていますので

興味をお持ちでしたら、お気軽にお問合せくださいませ。

投稿者: 中村