名古屋のエンジン再生・修理、加工
株式会社コクカ

今回はミッションのマウント取り付けネジ穴の修理です。

ディーラーさんからのご依頼でミッションのマウント取付けボルトが締まらない（締まりきらない）と言うことでした。

ボルトを緩める時に雌ねじがボルトと一緒に付いて取れてしまったらしいです。

こういった場合弊社では商品名（リコイル、ヘリサート、インサート）など呼び方が色々ありますが、雌ねじ補修用の工具を使用し、今までと同じボルトで締め付けられるように修理いたします。

まずは、ネジ山の取れてしまった穴の残りのネジ山をきれいにドリルなどで取り除いてしまってから、専用のタップを立て、リコイルの入るネジを切ります。

新たにネジ切りした穴にリコイルインサートを挿入冶具にて入れます。

インサートを挿入することによってインサートの内側に新たにネジ山が再生されます。

ボルトが入り正規の締め付けトルクで締まることを確認して、完了です。