その他
2025/04/30
コクカ × ゆるキャラ?
こんにちは。中村です。
世間はGW一色ですが、
一昨日4月28日は「溶射の日*」でございました!
おめでとうございます!(何)
(*2021年 日本溶射工業会 制定)
というわけで私も
溶射関連のネタをいくつか考えていたのですが
ことごとく間に合わせられず…
結局今回も、全然関係ない妄想日記を書かせていただきます。
仕事中にこんなことばかり
考えている訳ではございませんので悪しからず。。
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私の親しい友人が
とある企業のゆるキャラとして(着ぐるみで)活動してまして。
それが結構最近SNSでバズったり
話題の万博にも参加したりしていて、
ゆるキャラの可能性を魅せつけられたわけです。
というわけで試しに
弊社のゆるキャラ案をいくつか考えてみました。
(1) ワークからヒントを探す
コクカのゆるキャラってなんだ?
と考えながら工場をぼっと歩いていると
やっぱり鉄かな〜となります。
ところが、ワークや製品形状を
キャラ化されている会社さんはよく見かけますが、
弊社のワークは基本修理品で形・大きさが本当にバラバラ。
モチーフを一つに絞るのが難しいのです。
そこで特定のモチーフは諦め、
なんとはなしに「鉄のイメージ 動物」で調べてみました。
するとでてきたのが…
恐怖。
(実物は中々刺激が強いため、いらすとやさんの力を
お借りしました。気になる方は検索してみてください。)
このこはウロコフネタマガイという巻貝の一種。
足下?のウロコが実際に「硫化鉄」でできているという
とんでもないやつです。
見た目がちょっと強烈ですが、
折角なのでキャラ化してみましょう。。
ゆるさどこいった。
巻貝→溶射で使っている溶射ガン
下のウロコ→解けた材料が積み重なってできた溶射被膜
で表現。一周回って
一部の層にはめちゃくちゃ刺さる気がするのですが…
毎日、一生懸命、溶射します。
かわいく見えてきたら負けです。
コンセプトは悪くない気がするのですが…
ちなみにネットで検索すると
すでに「海底紳士スケおじさん」(©︎オクムラサトシ)という名で
まさかのゆるキャラ化されておりました。
もはやすべての生物は
ゆるキャラ化されつくしたのではないかとすら思えてきます。
二番煎じを避けるべく、他を当たります。
(2) 工具、治具からヒントを探す
工具もゆるキャラ化しやすい鉄板ネタですので
弊社らしい物を見つけたいところ…
ふと、なにやら視線を感じたので目を向けると
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なんかいた。
僕たちを見てと言わんばかりの表情。
実はこれはバルブシートカットを行う専用機の
バイトを取り付けるためのツールたち。
これはマキガイより100倍良くなりそう。
さっそくゆるキャラ化してみます。
あーかわいい。(親バカ)
何を考えているか分からないところが良いですね。
もはや使い古されたネタ。
無表情がより健気さを感じさせます。
こういうのはいっぱいいれば無条件でカワイイのだ。
というわけでかなり良い線をいっている気がするのですが。
やはりツールがマニアックすぎるのと、
一応他社製品のため
キャラ化していいかがグレーな点が気になってしまいます。。
ので、さらに他をあたります。
(3) 職人からヒントを探す
最終的には、ヒントはやはり
弊社職人の佇まいにありそうです。
目を凝らしてみていると
この黒ずんだ軍手と白シャツの感じ…
とある動物が浮かびました。
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シャム猫です!
私も昔飼っていたのでよくわかるのですが、
このシャム猫、
実はけっこう職人気質と感じるところがあり
・自分なりの美学があり、納得できないことには首を縦に振らない
・観察力が高く、人の動きをよく見ている
・近すぎず遠すぎない距離感を大切にする
このへんがそっくりな気がしてきました。
元々、コクカでは手仕事を大事にしているので、
黒くなった「手」に注目するのはコンセプトも合っています。
ここまでずっと個人の偏見ですが、さらに突っ走ります。
〇 (無理やり)コンセプトを強める
シャム猫の「シャム」ってなんでしょう?
シャム猫はタイ王国原産の猫です。
タイは元々2つの国が合体してできた成り立ちから
「シャム(サイアミーズ)国」と呼ばれていました。
そこの猫だから、シャム猫。知らなかったです。
つまり、シャム(サイアミーズ)は
「複数の物が一体になること」を表す言葉なんです。
ちなみにこれも「サイアミーズ」シリンダー。
弊社でもよく見かけますが、
複数のシリンダー同士が連結しています。
ここで弊社の事業を考えると、
色々な技術や知識が関係しあっているところがあるため
一種の「サイアミーズ事業」と呼べるのかもと。
そこで働く社員を模したキャラクターだから、シャム猫。
コンセプトが完成しました。
〇 描いてみる
コンセプトがしっかりしているほど
良いキャラクターになるはず。
職人としてのプライドを感じさせる、
自信のありそうなポーズで描いてみましょう。
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すごく胸がざわつきます。
気のせいかもしれないので
作業服を着せてみます。
…
ここまできたらもう引き返せません。
ヘルメットを被せます。
はいアウト!!
ある意味今までで一番ダメかもしれません。
なぜ猫を選んでしまったのか。
コンセプトを考えてるときは何も疑わなかったです。
閃いた!というときに限って周りが見えなくなるものですね。。
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ゆるキャラ、どうでしたか?
いざ描いてみると世の中のキャラクターが
いかに優れたものであるかを実感しました。。
コンセプトと結びつけて考えるのは難しいですね。
このように会社のことだけど
直接仕事に関係なさそうなアイデアは
日々の中だと考える時間を中々つくれないので、
この連休中にゆるーく考えてみるのはいかがでしょうか。
というか、すでに工場内にいた。
投稿者: 中村