エンジン加工

2021/10/18

トヨタ2T-G

トヨタ2T-Gのエンジンオーバーホールが入庫してまいりました。

まずは、分解して、点検作業に入りますが、旧車の場合、整備マニアルも十分でなく、組み立ての際に困ってしまうことも多々あります。

まずは、分解時に押さえて置かないといけない事としてバルブタイミングの位置確認です。

チェーンとスプロケットやノックピンの位置もマーキングしておきます。

これはシリンダーヘッドのバルブの密着状態を簡単に確認する為のバキュームテストの風景です。

あとはシリンダーブロックのボアの摩耗状況の確認です。

シリンダーゲージでボア寸法を測定し、判断いたします。

状態を確認しながらの作業になりますので、やはり旧車のエンジンは若干時間もかかります。

投稿者: 稲谷