エンジン加工

2022/12/26

この頃はやりの

お世話になっております。フロントの藤永です。

不思議なことにご依頼いただく作業に、同じものが続くことがあります。

元々よくある作業であれば、それほど不思議ではないのですが、

今回は、カワサキKDX125のシリンダースリーブ入れボーリングです。

1990年代の2ストロークエンジンのオフロードバイクです。同級生のN部君が乗ってました。

ちなみに私はKDX200SRに乗ってました。どうでもいいですね。

4stエンジンとは異なり、2stエンジンのシリンダー内壁にはポートがあるので、

通常のスリーブ(単なる筒)入れは出来ません。

そこでこんなスリーブがあります。

L.A. SLEEVE CO., INC.

という会社が作ってます。エンジンごとにスリーブに予めポートが切削加工してあります。

どう考えてもポート位置を合わせるのが大変そうに思うのですが、

依頼が入ったときの担当者の顔色を見る限り、それは間違いなさそうです。

 

こういう作業が続くことがあるのです。不思議です。

投稿者: 藤永